FootBall LIFE official web site

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フットボールライフからのご挨拶

「フットボールライフ」は、2006年2月25日に、他に類をみない(?)サッカー雑誌として誕生しました。テーマは、「フットボールとともに生きる大人のためのライフマガジン」。
ワールドカップとか、ユーロとか、チャンピオンズリーグとか、日本代表とか、Jリーグとか……、日常に行われているフットボールのゲームそのものは他に任せておいて、そこから広がる様々な現象を追求することで、なんとなくフットボールの奥深い世界が伝わればいいなあ、ということです。いや、フットボールの醍醐味は、むしろそこにある、というのが最大のテーマでした。

とはいえ、人生がそうであるように、「フットボールライフ」の人生も山アリ、谷アリ、でした。順調な滑り出しを見せたものの、諸般の事情により、3号でお休みを頂くことになりました。ジャーナリスティックな切り口を売りにした弟分の「ジュニオール」は、2号の発行でストップ。まあ、でもこれは比較的よくあることだと思うんです。仕方ないことなんです。

さて、それから約2年の月日が経ちました。
世の中も2年前と比べても大きく変わりまして、まあ、いいのか悪いのかは人それぞれだと思いますが、日本サッカー界全体に関して言えば、この2年はそれほど良い変化をしているわけではないような気がします。

そんなわけで、テーマは原点回帰です。ここらで、「フットボールライフ」を長い冬眠から目覚めさせて、ひっそりと活動し始めることにいたしました。そう、あくまでもひっそりと、です。今回のテーマは、「気楽に読んで、カロリーゼロ」。というわけで、「フットボールライフzero」から活動開始です。

とはいうものの、以前は季刊として活動していた「フットボールライフ」ですが、こんなご時世ですし、今さら紙媒体が急いでも仕方ないということで、“気”刊というのを基本にしたいというスタンスです。そう、あくまでも、気分次第。やりたいことが出てきたら、その勢いで作っちゃえ、みたいなイメージでしょうか。

そんなんでやっていけるのか? と思われるかもしれませんが、実際、やっている我々もそう感じてます。でも、サッカー同様、ビジネスライクに事を進めてもビジネスライクに事は終わるわけで、だったら思いっきり楽しんで作って、読んだ方にもそれが伝わればいいんじゃないか、と思うわけです。うーん、とはいえやっぱり心配ですけど。

ということで、皆様のプレッシャーだけが頼りでございます。もう「フットボールライフ」を忘れてしまった方も多いかもしれませんが、ここはひとつ、叱咤激励、ご支援ご声援のほどよろしくお願いします。

FootBall LIFE編集長

中山淳